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2023.07.26
JUTM 標準化活動のご紹介
平素は格別のお引き立てをいただき厚く御礼申し上げます。
JUTMは経済産業省より2022年にUTMおよびUTM関連サービスに関する標準化、カウンターUASに関する標準化を担うISOの国内審議団体を引き受け標準化活動を行っております。
JUTMは去る6月19日より22日に開催されたISO/TC20/SC16韓国会合韓国会合に代表者を派遣しました。
UTMの標準化を議論するWG4はJUTMが国際主査(コンビナー)を務めています。韓国会合においては日本が標準化提案した
・ISO 23629-5: UTM functional structure(UTMの機能構成)、
・ISO 23629-8: Remote identification(リモートID)が
4/26にISO標準化文書として発行したことが報告されました。
ISO 23629-5は一定の空域内を飛行する全てのドローン機体の情報を共有し、衝突事故の防止を支援する役割等を持つ、UTMに関する国際規格です。
ISO 23629-8は飛行中のドローン機体を電子的に識別するためのリモート識別の一般的な概念と共通のフレームワークに関する国際規格であり,日,米,欧州の3地域の制度に整合する規格です。
また、UTMの機能要件の標準化提案にあたってJUTMより「Survey regarding the functional and performance requirements of UTM systems」の調査提案(TR)を実施、承認を受けました。
本調査を通してドローンに関する産官学の関係者と連携して各国のUTM機能要件、制度等をまとめ,次のステップである要件の標準化につなげます。本活動で,日本が進めているUTMの認定制度確立に資すると同時に,WTO対策となることを狙いとしており,ドローン関連産業の社会実装に貢献していきます。
標準化文書は
https://webdesk.jsa.or.jp/books/W11M0070/indexより購入できます。
以上